- 10 先輩・上司へのありがとう
- 2018.09.14
5年遅れのありがとう
新卒入社時にお世話になった皆様
当方、現在無職の元技術職です。
8年前に新卒入社した会社在籍時にうつ病を発症し、現在もなお闘病中です。
ある日突然訪れた震え、不安感は今でも忘れません。
今思えば、原因は仕事以外のエピソードでした。
休職→復帰→休職を繰り返しては、チームの皆様に迷惑をかけていたと思います。
休職が決まった時、皆さんは「ゆっくりやすんでこい・いつでも居場所と仕事は用意するから!」と声をかけてくれました。
復帰するたびに、皆さんは「おかえり!」と暖かく迎え入れてくれました。
そのたびに、もっと頑張ろう!恩返ししよう!と意気込んでいました。
結果的に、再発を繰り返し、3度目の休職の際に、勢いで退職を決めました。
退職が決まっても、皆さんはいつも通り接してくれました。
「困ったらいつでも連絡してきていいからな!」
「何回だってやり直せるから!」
暖かい言葉で送り出してくれました。
仕事はとても忙しい日が続き、残業も多く、難易度も高い職場でしたが、
仕事が嫌だと思った日はありませんでした。
基本給は高くありませんでしたが、賞与でしっかりと還元してくれて、福利厚生も充実していて、今思えばなぜ辞めたのかと後悔してしまうことが多いです。
申し訳なさ、自分の不甲斐なさに退職の挨拶の時に号泣したのを覚えています。
その後、2社ほどわたり歩きました。
新卒入社のその会社の暖かさが忘れられず、上手くかみ合いません。
そして3社目の退職が決まりました。
うつ病を患い8年、障害者手帳の交付を受けました。
再発のサイクルやトリガーも見えません。
3社目入社後、3ヶ月目で睡眠障害を起こしました。
試用期間中ということもあり、事実上の解雇通告を受けました。
これからまた無職になります。
あの時皆さんがくれた笑顔がなければ、
もしかしたら人生をあきらめていたかもしれません。
業務量が多いと、やれブラック企業だと槍玉にあげられる昨今ですが、
業務量以上に同僚、先輩方の支えに暖かさを感じました。
皆さんの温かさに救われて、これからもまたあきらめることなく、生活していこうと思いました。
本当にありがとうございました。
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