背中を押してくれて、味方でいてくれてありがとう

投稿者 

大親友へ

これは私が就職活動をしていた時の話です。

就職活動中、将来私は何がしたいのかわからず、とりあえず多くの企業の面接を受けいました。自己分析・他己分析・時事・試験問題の勉強、、、一通り就職活動で行うことは一生懸命に行いました。
しかし面接を受けていく中で、必ず最終面接で落とされ、内定を一つももらえずとても焦り始めていました。周りの友人もどんどん内定をもらっていき自分に自信がなくなり始めていた頃です。

私はいきたかった最終面接を迎えました。いきたかったところではあるのですが多くの企業を受けすぎていて、面接内容も企業研究も詰めることがあまりできず当日を迎えました。内容を詰めようとできるだけ早く面接会場に向かいました。
いざ面接会場に着いてみると、会場は閉まっており人一人いません。

「え、、、、、?」
慌てて面接事項のメールをチェックします。すると会場は全く違う場所でありました。私は1次面接、2次面接がここの会場だったのでてっきりいつもの場所だと思い込んでいたのです。私は頭が真っ白になり、無我夢中で最終面接会場へと向かいました。もちろん大遅刻です。

一応面接は受けさせていただいたのですが、惨敗です。
私は自分が悔しくてたまりませんでした。しかし、私は弱音や自分の本音を友人には滅多に話しません。全て一人で抱え込むタイプなので、その時も友人に「どうだった?」と連絡がきた時に「面接会場間違えちゃってダメダメだった〜(^^)」と明るく返しました。

ほんとは悔しくて悔しくてたまらなかったのです。自分が情けなくて泣きたいのを我慢していました。そのまま電車に乗り、出てきそうな涙を必死にこらえていました。その時です。友人からぽんっと連絡がきました。

「仲間」 とだけ文字を打って送ってきました。「仲間?え、何?」そう思い友人に「何?」と送りました。
すると友人は「いいから 仲間 っていうケツメイシの歌聞いてみて」と言われたので慌ててその歌をダウンロードし聞きました。

私はその歌を聴き、電車の中で大号泣しました。なぜならその歌詞の内容は”楽しい時にいる時だけが仲間じゃないでしょ!辛い時に支え合うのが仲間。弱音を吐いていいんだよ”そういった内容だったからです。
友人は私の性格を一番よく理解していたのです。私が辛い時に明るく振舞っているのを見通していたのです。

素敵な歌のプレゼントをもらったと同時に、私は自信も持つことができ就活ショックから救ってくれました。今でも鮮明に覚えていますし、とても感謝しています。
本当に背中を押してくれて、味方でいてくれてありがとう!

FavoriteLoadingお気に入りに入れる
ハートを送る を送る (12
Loading...
スポンサーリンク
>>新しい手紙一覧へ
>>新しい手紙一覧へ