離れていても、ありがとう。

お母さん

私は高校卒業と同時に、住んでいた県を離れて都会へ出ました。

実家で暮らしているときは、「一人暮らしをすれば、何にも縛られず自由な生活を送れる！」とワクワクしていたのですが、実際一人暮らしを始めると、会話もなくただ寂しい毎日。
引っ越したばかりで友達もおらず、すぐにホームシックになってしまいました。

今まで当たり前のように毎日食べていた手作りの美味しいご飯も、帰宅した際の「ただいま」「おかえり」というやりとりもありません。

そんな中迎えた誕生日、実家から荷物が届きました。
私の好きなお菓子や、お米、野菜など一人暮らしに有難い荷物と共に入っていた手紙には、お母さんが「応援しているよ」と書いていてくれました。

離れていても、私のことを気遣ってくれているような気がしてとても嬉しかったです。
今では周りに友達もでき、仕事も順調にできているので、離れてわかった母親のありがたさを感じながら頑張って行きたいと思います。

お母さん、ありがとう。

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