やっと離婚することを検討してくれてありがとう

母へ

恥を承知で書きますが、私の母は親に反対されていた相手と結婚をしてしまいました。
でも結婚してみるとその男は家庭のことを試みない男で、なんでも母任せにするような幼稚な男でした。
私も妹も今まで父親らしいことをされたことはありません。

年齢が大きくなるに連れて、父親は定職に就かなくなり私たち姉妹はだんだん父親を嫌いになって来ました。

そして母も私たちが子供の頃から何度か離婚を考えたこともあったようです。

最近は浮気もしているということもあり、何を言っても話にならず母も精神状態を病んでしまいました。

今までは年金が将来もらえなくなるから離婚ではなくて別居と考えていたのですが、ついに母は離婚する方向で今度祖父を交えて話し合いをすることを決断したそうです。

母へ、やっと離婚することに対して一歩踏み出そうとしてくれてありがとう。
妹は結婚して家を出たけど、戸籍上だけ父親になっている奴からひどいことをされたことは忘れられずずっと血縁関係を切りたいと思っています。
私も正直このような母にばかり苦労をかけている男と戸籍上親子であることに限界を感じています。

もし母が離婚をしてくれたら経済的には大変にはなるかも知れないけど、精神面では母も私も嫁いだ妹も祖父もみんな楽になれると思います。

なんでもやって来た母が1番辛いと思います。
やっと離婚に向けて考えてくれて本当にありがとう。

私は障害を持って生まれて来たので健康な人のように仕事をすることは出来ないけど、離婚をしたら少しでも母の支えになってあげたいです。

(前回のお手紙に優しいコメントを下さった皆さまにも感謝しております。励みになりました)

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