お母さん、毎日ありがとう

お母さん

私は、37歳のときに、高いところから落ちてしまい、脊髄損傷になりました。それから、病院を経て、自宅でベッドの生活をしています。

1日1時間くらいは、車いすに乗ることができるのですが、そのときに、乗り移りをサポートしてくれているのがお母さんです。ひょいっと、乗り移りをしてくれています。それから、ベッドでの生活をしてる全般の介護をしてくれています。

おむつが必要なのですが、おむつが出たら、それを捨てていってもらったり、褥瘡といって、傷があるのですが、そこを洗って、ガーゼを付けてくれるということを毎日しています。

もう、この年になると、お母さんに恩返ししなければならないのに、毎日介護でお世話になってしまっています。本当に心からありがとうと思います。

そして、ベッド生活の中で唯一といっていいほどの楽しみである食事も栄養に気を付けながら美味しいごはんを毎食作ってくれています。外にも出られず、仕事もできない状態で、この美味しいごはんがあるから、毎日生きることができています。本当にありがとうございます。

そして、私は排泄がうまくできず、看護師さんに来てもらっているのですが、そのときもあらかじめ浣腸をしている必要があります。その浣腸も嫌な顔ひとつせずにお母さんがしてくれています。本当に、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

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