一緒にいてくれてありがとう

あるみんへ

ずっと、ごめんなさいと言い続けていました。
優しいあなたを傷つけて、ひどい別れ方をしたあの日から。

二人で幸せになりたかった、ずっと一緒にいたかった。
その気持ちに嘘はありません。今でもそう思っています。
でも、現実はそう簡単ではなくて。
二人で過ごしたあの夢のような時間の中で、急に怖くなってしまった。あなたとの未来を描けなかった。
別れを告げた私を、あなたは泣きながら抱きしめてくれました。私は泣かなかった。泣く資格はないと思った。

優しいあなたにつけ込んで、ずっとずっと甘えてきた。
私の闇に引きずり込んで、一緒に苦しませてしまった。
逃げてばかりだったあなた。追いかけ回した私。
すぐに手放せばよかったのかもしれない。そうすれば、こんなにひどい結末にはならなかったのかもしれない。
でも、時間は戻らない。
傷つけてばかりだったけど、夢のような時間は消えないし、楽しい思い出も心の中で生きている。

楽しかったよ。
幸せだったよ。
あなたと出会えたことに、後悔なんてしてないよ。
想いを伝えてよかった。
好きになって、両想いになれて、本当によかった。

ずっと謝ってばかりだったけど、最後はやっぱり、こう言わせてください。
ありがとう。
ずっとずっと、愛しています。

次に会う時には、笑って感謝したいです。

お気に入りに入れる