ありがとう。そしてさようなら！

　雪

中学時代の友達へ

中学時代の友達へ
今までこんな自分と仲良くしてくれて
本当にありがとう。
中学卒業後、私は高校3年間友達が出来ず
なんの思い出も無い、作り笑いだけの
生活を送り、卒業式終了後は一目散に
逃げるよう帰宅しました。
そんななか急遽決まった京都観光。
久しぶりに大人になった皆んなに会える
嬉しさと不安にいっぱいになりました。
久しぶりにあったみんなは身長も高くなっていて
服装も変わり、話す内容も全然違っていて
自分とは住む世界が違う人達なんだと思いました。
みんなの話に着いていけず、会話に参加できずに
いて気まずい雰囲気を作ってしまいました。
申し訳なさから消えてしまいたいと
思ってしまい、もう自分はあの頃みたいに
笑えなくなってしまったんだと
分かりました。
（あの頃に1日でも数時間でも戻れるなら消えてしまってもいいと思っていました。）
みんなの姿をみて、自分はやはり
住む世界が違うと分かり、いろいろ諦めが
つきました。もうみんなにすがって生きていく
のはダメだと。
この一日で気まずい雰囲気しか出さない自分の
ことを嫌いになってしまったかもしれない。
けど、僕はみんなのことを嫌いになることなんて
絶対ありません。ずっと大好きです。
あの中学3年の1年間は僕にとって一生の宝物です
これからみんなは新しい環境でその
誰にでも仲良くなれる性格を活かして
楽しい生活を送っていくと思います。
僕みたいにならないでください。
みんなずっと笑顔でいてください。
大学、社会人、としての生活を僕はずっと
応援しています。
Tくん、Eくん、Yくん、Yくん、Kくん、
今まで本当にありがとうございました。