私と一緒になってくれてありがとう

夫へ

去年から単身赴任が始まって一年以上が経ちました。
転勤が決まってすぐに、娘が誕生し、一人で子育てするのが不安だったけど、上の子の幼稚園があるから私と子供たちは残り、一人でそっちに行っての生活が始まったね。
慣れない二人育児で、ただでさえ心に余裕がないのに、一人で子育てしないといけないプレッシャーで何度も泣きながらあなたに電話した。
仕事中にも関わらず、いつも私の話を聞いてくれて、気持ちをわかってくれて、本当に心が救われているよ。
実家も義実家も近くないから、正直行き詰まることが多く、また、一昨年この地に転勤で住みはじめたから、友達もいなく、頼る人もいなければ、話をする相手もいなくて、今日一日大人と話してないなぁと思う日も多々あるけれど、月に二回あなたが帰ってくるのを子供たちを含め、とても楽しみにしているよ。
帰ってきたときは、子供たちの世話や、息子の幼稚園の送迎、家事も手伝ってくれて、本当に助かっています。
ネガティブで、すぐに落ち込んでしまう、めんどくさい私を、めんどくさがらずに対応してくれて、本当に感謝しているよ。
向こうに帰る日は、最終の新幹線の時間まで家にいて、子供たちをお風呂に入れてくれるから、いつも向こうに着くのが夜２３時過ぎになってしまうね。
遅い時間になってしまって、大変だし、移動時間もかかるし疲れるのに、いつも私を優先に考えてくれて、本当にありがとう。
まだ、幼い子供の成長を近くで見ることができない寂しさ、悔しさがあると思うと、申し訳ない気持ちと終わりの見えない単身赴任生活に嫌気がさしてしまうけど、愚痴を言わずに毎日私たちのために頑張ってくれていて、本当に感謝しています。
どうか、身体には気を付けて、いつまでも元気で健康でお互いいられるようにしようね。
いつも、本当にありがとう。
日頃の感謝を込めて。

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