あの頃見守ってくださっていた事

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小学校の用務員さんたちへ

いつも黙々と、焼却炉の保守管理をしてくださったり、お掃除や、校庭の落ち葉集めに水やり、色々な小学校の用事をしてくださっていましたね。

お名前も思い出せないし、授業を習っているわけではないのでしょっちゅう接する機会があったわけでもないのですが、いつも笑顔で生徒たちを見守ってくださっていたことは思い出します。

3学期の終業式の「退任する職員の方のご挨拶」でお見かけしなかったと思うので、6年間毎日ずっと見ていてくださったことになりますね。少しのいたずらくらいは、先生方にも言わず、多めに見てくださっていたのではないでしょうか。

大人になって初めて、あの様な『自分の子どもでなくても、毎日見守ってくださっている大人の方たち』は、子どもが安心して安全だと思える中で育っていける環境を作っていてくださったのだと思えました。それも「育てる」ということの一つだったのだとわかりました。

生徒だった時、挨拶はしても「いつもありがとうございます」と言ったことがあったかどうか、ない様に思います。でも決して空気の様に思っていたのではありません、もし「今週はいないな」などということになったらすごく落ち着かなかった事でしょう。

大人になったいま、感謝の言葉をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。

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