- 06 夫・主人へのありがとう
- 2019.06.21
辛い話を黙って聞いてくれてありがとう
夫へ
結婚前、あなたと付き合い始めて1週間にもならない頃、
本当は楽しくて仕方ない時期のはずだったのに
思いもよらないことで辛い思いをさせてしまいましたよね。
あの時はごめんなさい。
そして辛い話を黙って聞いてくれてありがとう。
結婚して毎日一緒に過ごしていますが
この時期になるとあの時のことを思い出して
あなたがあの時支えてくれたから
今こうして穏やかな気持ちで暮らせているのだと
感謝の気持ちでいっぱいになり涙がこぼれます。
あなたとは同じ職場で働いていて
いつもは同じ位の時間に仕事を終えるのに
あの日は私の部署だけ定時で終わりあなたは残業でした。
仕事が終わった後に一緒に飲みに行く約束をしていたので
ワクワクしながら準備していた時に
父から母が職場で倒れて意識がないと連絡があったのです。
母は持病があったわけでもなく
数日前に会った時はいつもと変わらなかったので
父から連絡があった時には頭が真っ白になりパニック状態で
あなたが残業で忙しいことも忘れ
携帯に電話してしまいましたよね。ごめんなさい。
でも、あなたはちょうど帰ろうとした所だと嘘をついて
すぐに車で私の家まで来てくれて
1時間弱かかる病院まで乗せていってくれたのです。
車内でパニック状態で泣きじゃくりながら話す私に
ハンカチやティッシュを渡してくれながら
あなたはただただ黙って話を聞いてくれました。
変に大丈夫だと励まされ続けるよりも
その方が私にとってはすごく嬉しかったのです。
母の病状が少しずつ明らかになってきた時も
病気の話は聞いてて辛いことなのに
ただただ黙って聞いてくれて心の支えになりました。
あなたとの結婚が決まった後、
「あんな優しい人と生活できるなんてうらやましい。」
と母は口癖のように私に言っていたんですよ。
毎年、母の命日が近付くとこのことを思い出し
あなたに支えられてきたからこそ今があるんだなと
感謝の気持ちでいっぱいになります。
ありがとうございます。
そしてこれからも末永くよろしくお願いします。
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