お父さんいつもありがとう

お父さんへ

お父さんは私のことを誰よりも大切にして、可愛がってくれました。私がまだ小さい頃、お父さんは自分の会社を起こしたばかりで、毎日朝早く夜は遅い日が続いていましたね。幼い私は朝お父さんを見送るときに「お父さん、また明日ね！！」と言っていたらしく、そのたびにお父さんは切ない思いをしていたと母から聞きました。会社が軌道に乗ってからは、休みの日にはよく、いろんな場所に連れて行ってくれたお父さん。私が部活を始めたら、練習に付き添ってくれたお父さん。英会話を習い始めた私が通うのを渋ったら、一緒に自分も英会話教室に通い始めたお父さん。とにかく私のためなら、時間も手間もお金も惜しまずに私のやりたいことを全力で応援してくれましたね。時にはものすごく厳しかったお父さん。中学生の時は少しその厳しさが苦手だったこともあったけど、その厳しい愛があったから、今の私がいるのだと思っています。私が大学生になり上京することになった日も、出発の時に涙を流してくれたお父さん。就職先の内定が出た時も、泣いて喜んでくれたお父さん。いつも、私の嬉しい出来事も悲しい出来事も全力で共感してくれるお父さん。そんなお父さんが私は大好きだよ。与えてもらってばかりでまだ何も恩返しが出来ていないので、これから少しずつ、でもしっかりと恩返しさせてください。大好きなお父さん。これからも、健康で長生きしてくださいね。

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