- 12 先生へのありがとう
- 2020.06.20
いつか同じ教壇に立つ日まで
先生へ
私が感謝を伝えたいのは、中学1年生・2年生の担任の先生です。
私が入学したのは、私立の女子校でした。なので、入学当初は知っている人が1人もおらず、話すことが苦手だった私は緊張して話せなくなってしまいました。なので、周りの子が仲良しの子と楽しく話している中、休み時間は1人でした。そんな時に話しかけてくださったのが先生でした。そして、私が会話に入りやすいような雰囲気を作ってくださいました。おかげで、数名の話せる友達ができました。色々な人と話すうちにみんなが優しいと分かり、話すことは嫌いではなくなりました。
そして、先生は中学2年生になっても私の担任の先生でした。ある日、先生に私の長所を教えていただきました。私の長所…それは、“人の話を聞くのがうまい”そうです。人と人をつなぐこともできるし、良いところも引き出せると言われました。長所なんてないと思っていたので、すごく嬉しかったです。
それからかは分かりませんが、私は“先生”という職業に憧れを持つようになりました。自分のような人のことも気にかけてくれて、良いところをみつけられる先生ってすごいなあと思ったからかもしれません。
“先生になりたい”と先生に伝えたら、ものすごく喜んでいました。
「せっかくなら、母校に帰ってきなさいよ!私も多分いるし。」とまで。
今の私は、先生のおかげで笑えています。友達がいます。夢があります。
先生には恥ずかしくて到底言えないけど、私は先生のような先生になりたいです。誰1人として見捨てず、1人1人の良さを教えられる先生になりたいです。そして、母校に帰ってきます。先生と同じ教壇に立てたら、それ以上のことはありません。
先生。先生がいなかったら、私には笑顔もありません。友達もいません。夢もありません。この恩は、未来の私の生徒に返します。その時まで待っていてくださいね!本当にありがとうございました。
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