孤独から救ってくれたママ友以上の友達

遠く離れたママ友へ

私は結婚を期に地元から８００キロ離れた縁もゆかりもない土地に引っ越しました。旦那以外知り合いもおらず、昼間は話し相手もいない毎日。
地元に帰りたいといつも嘆いていました。

しばらくして子供を授かりましたが、乳児のうちは行く当てもなく、買い物がてらちょっと散歩する程度でやはり孤独な子育てでした。
しかし子供が歩けるようになって公園や児童館に出向くと他の親子と顔見知りになっていきました。

そこで出会ってのが私の子と同級生の子がいる、ここが地元のお母さん。
子供たちは出会った時からすごく楽しそうに遊びだしたので、びっくりしたものです。

それから旦那が休みの日以外は公園や児童館、幼稚園のプレなどでほぼ毎日一緒に遊びました。幼稚園に入ってからも同じ習い事をしていたし、土曜日も遊んでいたので関係はかわりませんでした。
私はこの人のおかげで友達もたくさんできました。毎日会っていたのに話はつきませんでした。

しかし旦那の仕事の都合でまた地元に帰ることになってしまったのです。
あの孤独な生活の時だったらどれだけ嬉しいことでしょう。
だすが今私はこちらで親友といってもいいくらいのママ友ができました。
ここから離れたくなかったです。
だけどどうしようもありません。報告するときは泣いてしまいました。

引っ越しの準備は大変だったけどそのママさんが家で預かってくれたり、
家族でプールに連れてってくれたりしました。
おかげで子供は最後の最後まで家にこもることなく毎日楽しく過ごさせてもらいました。

よくテレビやインターネットでママ友は子供の友達の親であって
あなたの友達ではない、なんてよく聞きますが私にとって彼女は違いました。
孤独な私を救ってくれてありがとう。おかげで毎日が充実した生活を送ることができました。たくさんの思い出をありがとう。

遠く離れてしまったけどずっと友達でありたいです。

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