支えてくれてありがとう

夫と息子へ

私は心の病気を患っています。実の両親に虐待をされた心の傷が結婚と出産を経験しても癒える事なく、毎日些細な事で泣いていました。泣いている私に怒らずに支えてくれたのは夫と2歳になる息子でした。「悲しいなら思いっきり泣けばいいよ」と夫は言ってくれました。息子は「ママ、偉かったね」と頭を撫でてくれました。何度泣いてしまっても夫と息子は私の心にそっと寄り添ってくれました。その結果、私は虐待の過去を乗り越えようと前向きに頑張れるようになりました。夫と息子が支えてくれなかったら私は自分の過去と向き合えず、ずっと不調のままだったと思います。今では泣き出す事も減ってきて日常生活を送れるようになりました。心の治療も順調に進んでいます。まだ万全ではないので些細な事がきっかけで泣いてしまったり、夫や子供を振り回してしまう場面もあります。しかし、2人は笑って許してくれます。私の居場所を確保して元気になるのを待っていてくれています。2人は私を必要としてくれているのだと思うと不思議と力が湧いてきて元気になれます。辛い期間を一緒に乗り越えてくれた夫と息子に「ありがとう」と言いたいです。これからも家族3人で力を合わせて思い出を沢山作りたいです。

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