感謝できない時。

心あたたかいみなさまへ

ありがとう。

たった一言が人を笑顔にし、伝えた側、伝えられた側、どちらにもあたたかい気持ちを生む魔法の言葉です。

感謝が日常に溢れていると、とても素敵な毎日を過ごせます。

大切な人がいる。
ケンカできる相手がいる。
住む場所がある。
食べたいものを選ぶ自由がある。
仕事を辞める権利がある。
寒いと思えば、お湯が出る蛇口がある。
明日の天気を気にかける余裕がある。
当たり前のように、朝がきて太陽が昇る。

たくさんの「ある」に感謝できたら、
とても素敵な毎日を過ごすことができますね。

ただ「感謝しよう」と思ってモヤモヤする時ありませんか？

そんな時は、「感謝しなければ！」と無理に心をコントロールしようとしている自分に気づいてみてください。
そして、感謝できない自分を責めないでください。
罪悪感を感じないでください。

そうなった原因はきっと、その時、何かを頑張り過ぎていたり、傷ついていたり、つらい自分をいるのです。

体の感覚、自分の本当の思い、大切な自分を決してないがしろにはしないでください。

感謝は無理にするものではなく、気づき、湧き出るもの。
自然と起こるものです。

「ありがとう」が言えない、そんな時は、自分を大切に、少しだけ、いつもより自分に優しくしてみてください。

早く就寝する。
美味しいものを食べる。
ぼーっとする。

なんでも大丈夫です。
自分が癒される、好きなことを少しだけ増やして、自分に、「ありがとう」を伝えてみる。

湧き出る感謝は、自分が「ある」からこそ。心から湧き出た感謝が、悦びになり、輪になります。
どうか自分を大切に大切に。

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