私を妻に選んでくれてありがとう

パパへ

6年前、私たちの間に子どもを授かりましたね。

仕事が順調だった私は、母になることを快諾できませんでした。
あなたとは長年パートナーだったけど、結婚はしていなかったし、お互い結婚という形にも、子どもを持つことにもあまり興味が無かったから。

だけど、妊娠がわかった時、あなたの決断力には驚かされました。
「俺らを選んできてくれた命だから、きっと意味がある」
「こんな俺だけど、結婚してもらえない？」
ドライブの帰りにこんな風に言った事覚えてるかな。

だけど、私は…即答できませんでした。

自分の体調が日々変化していく中、妻としてやっていけるのか、母になる資格があるのか、毎日悩みました。
だって、掃除は下手だし、料理は作れないし、サボテンは枯らすし・・
そんな私が、妻？母親？絶対無理だと思いました。

そんな気持ちを察したのか、
「できないことは無理しなくていい。できなくて不機嫌になるくらいなら、やらなくていいから。君は笑顔で居てくれたらそれでいい。できないことは俺がやる。」
と言ってくれたよね。
根拠は無いけど、とっても心強かった。
この言葉を信じて、あなたについていこうと決めました。

今では3人の男の子に恵まれ、忙しくも楽しい毎日ですね。
相変わらず掃除も料理も満足にできないし、子育ても試行錯誤の日々ですが、あの言葉があったから、今も頑張れています。

あなたとだから、こんなに毎日が幸せなのだと思います。

いつも一番の理解者で居てくれてありがとう。
いつも傍で支えてくれてありがとう。

私を妻に選んでくれてありがとう。
そして、これからもよろしくね。

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