よっちゃん、ありがとう

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よっちゃんへ

よっちゃんは、父方の従姉妹で私より3つ年上です。幼い頃は、私がガサツすぎて一緒に遊んだ記憶はありません。しかし、スラッとした美人で大人しく私は密かに憧れていました。
そんなよっちゃんが、介護の仕事につき中々地元にも戻らなくなって数年が経った頃、父が膝関節症になった事をきっかけに、私の生活は半分介護のような生活になっていました。仕事を終えて、慌てて帰り、父の食事から身の回りの用事をするのは大変でした。自分の時間もほぼ無くなってしまい、私はイライラしていました。しかし、父を放っておくことも出来ずにいた時、従姉妹のよっちゃんがうちにやって来ました。
「おじさん、大丈夫?元気?」
よっちゃんの明るい顔を見て、父も私も楽しい気分になりました。
晩ご飯を一緒に食べて、一服をしている時
「やよいちゃん、明日も来るから、明日はやよいちゃんの好きな事をして来たらいいよ。任せといて!」
と言ってくれたのです。
「いいよいいよ。大丈夫、ありがとう」
と断ったのですが、押し切られ翌日私は出掛けることにしました。
父もニコニコ顔で見送ってくれました。
朝は美容院に行き、服を買いに行きました。
神社にお参りに行き、一人で珈琲を飲む。
こんな何でもない事が出来て、心が晴れやかになりました。

お買い物をし、家に帰ると笑顔の2人がいました。
「今夜はお寿司とろう」と父が言い出し、3人でお寿司を食べました。
あの時、よっちゃんが来なかったら私も父もストレスを溜めて、何一つ良いことなんて無かったと思います。しかしこの日がきっかけで、よっちゃんは度々家に遊びに来てくれるようになりました。
よっちゃん、本当にありがとう。心から感謝しています。

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