ありのままの自分を認めてくれた両親へありがとう

ありのままの自分を認めてくれた両親へ

お父さん、お母さん。ありのままの私を認めてくれてありがとう。
体は女性、心は男性として生まれた私は、小さい頃から自分を認められず、迷惑をかけてばかりでした。自分にとって性別で部屋が分かれている学校での生活は苦痛でした。

そんな私を認めてくれ、「嫌なら学校に通わなくてもいいよ」「お母さんが先生になるから」と言ってくれたお母さん、大好きです。お母さんが先生で本当によかった。私はすくすくと育つことができました。

お父さんは優しい言葉をかけてくれることはなかったけど、私の見た目や性格を気にせず、毎週末ご飯に連れて行ってくれたり、やりたいことにはお金を出してくれたり、いじめられている時にはクレームをいれてくれたり、いつでも行動で示してくれる頼りになるお父さんでした。男性としての強さはなくても、お父さんのように男らしい人間になりたいと思っています。

私はいま社会人として働いていますが、同僚や上司からは女性として扱われています。学生時代にも、本当の私を見せてもいいと思えた人は殆どいませんでした。だけど、両親がいつでも味方をしてくれたから、私は本当の自分を隠しながら、一方で自分のやりたいことを追求しながら、生きていくことができました。

本当に本当に、感謝してもしきれません。これからも宜しくね。

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