16年間、そっとそばに寄り添ってくれてありがとう。

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エボニーへ

約20歳、大往生だった黒猫のエボニー。
保護猫だったあなたを見つけた日からこれまで16年間、家族の一員になってくれてありがとう。

普段は甘えることがあまりなかったあなたですが、いなくなって、家がなんとなくガランとしていています。しっかりと家族の一員だったあなたの存在の大きさをひしひしと感じています。

新聞のページを破らずにめくれること、パソコンのキーボードが邪魔されず打てること、テーブルの隅っこにコーヒーを置いてもひっくり返されないこと…。

あなたがいる時は、毎日、こんな風だったら良いな…と思っていましたが、いざ邪魔されなくなってみると寂しいものですね。

コーヒーカップは、あなたがテープルの上を通っていかなくなっても、よくひっくり返ります。コーヒーがよくこぼれたのは、あなたのせいではなかったのかも知れませんね。

最後の夜、起きていてあげられなくてごめんね。朝、冷たくなってしまったあなたを見つけて、とっても心が痛みました。みんなが寝ている寝室に来ようとした途中で、旅立たなければいけなくなったのですね。

寂しければ、また猫を飼えばいいと周りの人はいいますが、しばらくは、あなたのことを思いながら過ごします。
天使猫になったあなた。たまにちらりと目の端に黒いものが映るように感じるのは、気のせいなのかしら?

これからも、パソコンのキーボードにさりげなく座って私や家族を見守ってくださいね。

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