席を譲ってくれてありがとう

見知らぬ高校生へ

先日、朝から体調が少し悪いなと感じながらバスで出勤をしていました。
いつもバスは混雑をしているので、普段どおりに立っていたら、乗り合わせることが多い男子高校生が席をさりげなく譲ってくれました。
この年齢って、私も経験がありますが、他人に優しくすることはとても難しいですよね。
ましてや妊婦さんや高齢者でもないのに、ただ少し顔色が悪かっただけで、席を譲ろうと声をかけてくれたことに喜びを感じました。

あなたのおかげで、到着するまでゆっくり休むことができ、助かりました。
自分もあなたくらいの年齢の時には、席を譲りたいけれど、断られたらどうしようとか周囲の注目を集めるのではないかと行動することができませんでした。
だからより人の優しさとあなたの勇気が嬉しくって、自分も誰かに優しくしようという気持ちになれました。

優しい気持ちというのは、少しずつ広がっていくように考えています。
あなたの勇気ある行動のおかげで、自分もこれからは少し勇気を出してみようかなと思えるようになりました。

これからも同じバスに乗り合わせることがあるかもしれませんが、その時は挨拶だけでも交わせるようになったら嬉しいなと思います。
自分もあなたのように誰かに優しくできるような、心の余裕を持ちたいです。

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