いつもありがとう

おじいちゃん、おばあちゃんへ

子どものころは自宅近くに住んでいたため、本当にいろいろお世話になりました。

3歳の時弟が生まれました。私はあまり覚えていませんが、父親は仕事、母親は弟の出産なので私はしばらくおじいちゃんおばあちゃんの家でお世話になっていたそうです。そのためか私は物心ついたときはおじいちゃんおばあちゃんが大好きでした。

小学校低学年のころは休みになると弟と電車に乗って、おじいちゃんおばあちゃんの家に泊まりに行きました。いつも駅まで迎えに来てくれて、そのまま昼ご飯を一緒に食べに行っていました。寿司屋、ハンバーグ屋などふだんあまり食べられない御馳走を食べさせてくれました。その後デパートに行って、夕方まで遊びました。

夕食は茶わん蒸しや炊き込みご飯、天ぷらなど大ごちそうを作ってくれました。夕食を食べながらいろいろ話をしました、私の学校の話もたくさん聞いてくれました。おじいちゃんおばあちゃんの昔の話もたくさん聞かせてくれました。

戦争のころの話も聞けました。当時の私には少し難しかったですが、今考えるとすごく貴重な話を聞けてよかったと思います。夕食後は弟、おじいちゃんと風呂に入りました。

それ以外にも一緒に旅行に行ったり、知り合いの農家でじゃがいも堀やタケノコ堀りをさせてもらったり、釣りや貝拾いにも行きました。おじいちゃんおばあちゃんと過ごした思い出は本当にたくさんあり、今でも私の心の宝物です。

おじいちゃんはもう亡くなってしまいましたが、おばあちゃんはまだ元気です。今は離れて住んでいてなかなか会えませんが、電話をくれたり、荷物を送ったりしてくれます。

おじいちゃんおばあちゃんには本当に感謝しています、ありがとうございます。おばあちゃんにはこれからも長生きしてほしいです。

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