おばあちゃん

おばあちゃんへ

おばあちゃんが亡くなってもう1年が経ちました。
私にとってのおばあちゃんは1人で、
とてもとても大好きなおばあちゃんでした。

誰からも好かれて、誰とでも仲良くなれて、おしゃれで少し気が強くていつでも笑顔なおばあちゃんは本当に自慢のおばあちゃんです。
産まれた時から近くにいて10年前程からは住む場所が少しだけ離れてしまったけど、それでも欠かさず毎月あっていました。
時に厳しい所もあったけど、私を否定せず応援して愛し続けてくれた事を本当に感謝しています。ありがとう。

お葬式の日たくさんの人が泣きました。
たくさんの人が集まってくれました。
突然の死、早すぎる死を悲しんでくれました。
私はそんなお葬式の最中、「ああ、この人はこんなにも愛されていたんだな。」と思いました。
偉大な存在です。そんな人から無償の愛を受けていた事、本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。

娘婿である私の父を本当の息子だと思っていると人に話しているのを聞いたことがあります。
照れくさく思いましたが、こんなにも私たち家族を愛してくれているのかと感動しました。

孫であると私の弟を本当に本当に愛してくれました。
運動会には必ず母と共に豪華なお弁当を作ってくれました。
たくさんの場所に連れて行ってくれました。
たくさんの経験をさせてくれました。

若くしておばあちゃんになった事、
孫である私と弟のことを可愛い可愛いと自慢してくれた事が嬉しかったです。
曾孫を見せてあげたかったのだけど、叶わなかったのが残念です。
でもきっとおしゃれで少し気が強いおばあちゃんは人生を満喫していたのだろうと。
弱りゆく年老いていく姿を見せたくなかったのだろうなって思います。

おばあちゃんのようにたくさんの人を愛せる
そんな大きな人間になっていこうと思います。

私を愛してくれてありがとう。

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