- 01 お母さんへのありがとう
- 2019.08.16
頑張りすぎないで
母へ
母へ、いつもありがとうございます。
何でも応えようと真摯に向き合う母の姿勢を、尊敬しています。
でも、頑張りすぎないで下さい。今まではあった母らしさや楽しみだった事を封じてしまうのは悲しいことです。
私は、母が疲れから解放されてまた楽しく一緒に笑ってくれる事を望んでいます。
そのために今は私が自立して母を安心させることが不可欠だと思っています。
そして、頑張っている母を傷つける者がたとえ身内であろうと、私は闘います。だって皆、母のおかげでどれだけのことがうまく成り立ってきたのかわかっていないんですもの。
母がいること、動いてくれる事をあてにしすぎました。
当たり前という事など一つもないのです。
母は皆にとって当たり前になってしまうくらい、甘えたい存在なのです。
でも、そんな母が甘えられる相手は居るでしょうか。
いつでも強くなくて良いのです。かつて母が私を励ましてくれたように、今度は私が母にそうする番です。
頑張りすぎて疲れたら私の家で休んで行って下さい。
もうこれ以上頑張って関係を取り持とうとしなくて良いと思います。
皆、年をとった行く末にあのような態度になっていったのです。
そこを変えるのはもはや難しいと思うのです。
母よ、どうかもう世間体など気にせずにいて下さい。
これまで世話になったからといってそのためだけに自分の気持ちを殺さないで下さい。
疲れてゆく母を見ているのはとてもつらいです。
ただ、今の道を選んだのも母です。私にも変える事はできませんが、せめて私の家に来た時はゆっくり休んでください。
もう耐えなくて良いから、母も少しは休まなくちゃだめですよ。
さあまだまだこれから、私が母のぶんも少しずつ頑張っていきます。
だから健康でいてください。
尊敬する母よ、本当にいつもありがとうございます。大好きです。