なかなか会えませんがありがとうございます

お義父さんお義母さんへ

結婚したばかりの頃、まだ子供がいなかったので「義理の両親」にあたるお義父さんお義母さんとどう接していいのかよくわからず少し戸惑いました。しかし子どもが生まれてからは本当に嫁の私を大切にしてくれているのを感じています。

2年前娘が生まれた数日後、赤ちゃんを見に来ながら車で4時間もかかる遠方から2人でお見舞いに来てくれました。難産でアクシデントがあり、大量出血してしまったので、お見舞いに来てくれた時も赤ちゃんとは隔離されていて、ベッドから動くことができない状況でした。

そんな私を見て「～（私）ちゃん、大変だったね。とにかく無事でよかった。赤ちゃんのことは病院に任せて、回復に努めてね。」と言ってくれました。この言葉を聞いたとき私はとても嬉しかったです。

産後のお見舞いでは、赤ちゃんを見に来るので生んだ母親への気遣いはついつい忘れてしまいがちです。しかしお義父さんとお義母さんは赤ちゃんよりまずは生んだ私のことを気遣ってくれたのです。自分の娘ではなく嫁の私をです。

病院の先生から、完全母乳は難しいと言われていたので、ミルクを旦那にあげてもらっていましたが、それを見ても優しく見守り何も言いませんでした。よく私たちの親世代の人は「母乳はいい。母乳じゃなきゃだめ」などと言う人がいます。そういった余計なことを言わずに気を遣ってくれたことに本当にありがたいと感じました。

お義父さんは生まれたばかりの我が子の写真をたくさん撮ってくれ、お義母さんは芸能人の話や来るときに寄ってきた飲食店の話をして、出産や育児のことなど話題に出さないようにしてくれました。出産や育児の話をすると私の気持ちが休まらないと配慮してくれたのだと思います。

子どもが生まれる前はそんなに関わることはありませんでしたが、産後体調を崩し、1人で何もできない状況になったとき駆け付けて助けてくれたことも何回かあります。会うたびに娘に似合うかわいい洋服をたくさん買ってくれます。私たちの子育てのことにはいっさい口を出しません。食べ物なども勝手にあげることはせず旦那か私に確認してくれます。

遠方なのでなかなか会えませんが、いつも私たちのことにも気を遣い見守ってくれるお義父さんお義母さん、本当に感謝しています。ありがとうございます。これからも健康には気を付けて、元気に過ごしてくださいね。

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