いつもありがとう

お母さんへ

三十数年年前お母さんは私を生んでくれました。お母さんは20代の前半で卵巣の病気を患い、卵巣を片方摘出したので、子どもはできないだろうと言われていたそうです。それでも子どもがほしいと辛い不妊治療に耐えて私と弟を生んでくれました。

自分が病気をしたことで、私たちには健康に丈夫に育ってほしいと願い、食事にはすごく気を遣っていました。栄養面は添加物のことを人一倍気を配り、食卓には毎日手作りのごちそうが並んでいました。料理も教わったので、私も弟も料理が得意になりました。

専業主婦だったこともあり、私や弟が学校から帰るといつも家にいてくれました。おかげで幼少期に寂しい思いをしなくて済みました。帰ってくると学校での出来事や友達の話など、なんでも聞いてくれました。習い事もたくさんやらせてくれました。送り迎えなど文句1つ言わずにこなしてくれました。

今は私も弟も実家を離れて生活しています。私は結婚して子どもが生まれましたが、孫である娘のことを祖母としてとてもかわいがってくれます。出産後は里帰りしませんでしたが、県外から父と一緒に自宅に来てくれ、身の周りの手伝いや育児のサポートなどたくさん助けてくれました。

年に数回しか会えませんが荷物を送ってくれたり、たまに連絡をくれたりいつも私たちのことを気遣ってくれるお母さんが大好きです。本当に感謝しています。ありがとう。これからも健康で長生きしてほしいです。

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