母であったおばあちゃんに伝えたいこと

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おばあちゃんへ

今、僕は二児の父で毎日子育てに奮闘しています。

そんな中で思い出すのはずっと僕を育ててくれていた「おばあちゃん」の存在です。

僕が小学生高学年の時に両親が離婚して母が働きに出ないといけなくなってしまったので、母の代わりに家のことをやってくれる為に来たのがおばあちゃんです。

おばあちゃんは母のお母さんで、僕と一緒に暮らし始めたのは70歳も近かったのですが、とても明るい性格で料理も美味しく元気にパワフルな姿をよく見せてくれていました。

小学校が終わったら一緒に大好きな相撲を見るのが好きで、応援している選手が勝つと一緒に盛り上がったのもよく思い出します。

小学校高学年から20代半ばまで一緒に暮らしていたのですが、おばあちゃんがある日転倒をしてしまい腰を悪くしてしまいました。

そこから歩けなくなり、入院が繰り返されるようになり、運動もしなくなったおばあちゃんは徐々に僕のことなども思い出せなくなっていきました。

あんなに元気だったおばあちゃんでしたが、徐々に記憶をなくしていってもその笑顔は変わらないままでした。

ある日危篤状態になり、おばあちゃんを預けている施設にいくともう力も出せないような感じでしたがそれでも笑顔は最後まで絶やしませんでした。

その日に亡くなってしまった、おばあちゃんですがその時の明るさを今でも思い出して自分も子どもたちには明るい姿を見せ続けて、楽しい人生にさせてあげたいと思います。

おばあちゃん、本当にありがとう。

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