救ってくれて、ありがとう。

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女医先生へ

慣れない土地に転居して、右も左もわからない状態だった時、子供が大きな病気を発症しました。内科に行ってみても、外科に行ってみても、大きな病院でMRIなどの精密検査をしてもらっても原因が全く分からず、素人の私は、ネットサーフィンをしながら手がかりを模索するという苦しい日々が続いていました。

いくつ目の病院だったでしょうか。女医先生に巡り合って、展開が変わりました。それまでは、どこへ行っても育て方の問題だとか、気にしすぎなんじゃないの?と言われていましたし、女医先生も、最初はそうお感じになっていらっしゃるのはわかっていました。

ただ、何度か通ううちに女医先生は、「何かが違う。」と感じ取ってくださいました。それからは、女医先生のお知り合いの大学病院の先生に連絡を取ってくださり、子供の様子や症状などを事細かくメールでやりとりし、難病であることがわかり、治療の方向を探ってくださいました。

住んでいる場所には、その病気に関して詳しいお医者さんがいらっしゃらなかったので、そのご縁で、大学病院まで通える場所に転居する決心がつきました。子供の病気が大変になるのは、まだまだこれからですが、先生が繋げてくださったこのご縁を大切に、やれることを地道に重ねて頑張っていきたいと思っています。

先生、本当にありがとうございました。折に触れ、子供の成長のご報告を兼ねて、またお手紙を書かせていただきます。

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