- 06 夫・主人へのありがとう
- 2019.07.09
単身赴任、頑張ってくれてありがとう。
maria
夫へ
お父さんが必要な年代の男の子がいるのに、簡単に会いに行けない場所に転勤になってしまったときには、本当にどうしようかと悩みましたね。
お金のこと、年老いたお互いの親の介護問題、子供の学費のこと、たくさんのこれから先のこと、色々考えては涙目になり、ぶつかり合いながら出した答えが、単身赴任でしたね。
あれから3年。一緒に暮らせる見通しは暗く、日々をこなすだけのような生活だけど、お仕事も忙しいのに、こちらのことを気にかけてくれてありがとう。寂しがる子供は、あなたとビデオ通話をすると、気持ちが少し落ち着いてくるようです。
体温を感じることはできないけど、何もするわけでもなく、ただ繋がってお互いにテレビを見ているだけの時もあるけど、あなたの存在を、空気を感じることができて、ありがたいです。
お料理だって、やったことすらなかったあなたが、ひとりで買い物に行き、野菜の種類に詳しくなって、煮浸しなんか作った日には、その送られてきた画像を見て驚きましたよ。
少しずつレベルアップして、今では送られてくる画像に、唐揚げや、ほうれん草の胡麻和え、お魚な煮付けなどが!私よりお料理上手になっちゃわないか心配してるくらいです。
慣れない環境で、頑張ってくれてありがとう。今度帰ってきたら、お互いに得意料理を作って、みんなで乾杯しようね!
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