- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2019.06.07
噂に惑わされず接してくれたあなた
ママ友へ
嘘の噂を流されて孤立した私。
そんな嘘に惑わされず、寄り添ってくれたあなたに感謝の気持ちを伝えたいです。
はじまりは夫の転勤で小さな町に引っ越したことでした。
すぐに家から一番近い認定こども園に我が子を預けることができました。
ニュースでは保育園に預けられずに困っているとよく聞きますが、ここは少子化の影響で子供のいる家庭が少なく、いつでも入園できる状態だったのです。
最初のお迎えの日、10人ほどのお母さんたちが私に近づいてきて「ちょっといいですか?」と威圧的に話しかけてきました。
その中にあなたもいたそうですが、私には記憶がありません。
驚きと緊張で頭がいっぱいでしたから。
そんな私にボスママから「園の保護者会の役員を必ずやること、地域の子供会にも入会してそっちの役員もやること、子供を預けて会合に来ること」等が伝えられました。
近くに親も親戚もいない私が子供を預けてどれだけ役員をこなせるだろう……。不安でろくな返事ができませんでした。
そんな私の反応が気に入らなかったのでしょう。私と夫の誹謗中傷やデタラメな経歴が保護者の間に流されました。
私を離れたところから見てクスクス笑うお母さんたち。
私は完璧な人間ではありません。私と会話をして「合わないな」と思う人も当然いるはずです。
でも、私と話したこともない人たちが嘘の噂で私をなじることは耐えがたいものでした。
子供を連れて実家に帰りたいと何度も泣き、家庭崩壊の危機に陥りました。
そんな中、あなただけが私に直接話しかけてくれましたね。
私がどんな人間かを、自分の目と耳と心で確かめてくれました。
あなたがいてくれたおかげで、私は心を立て直すことができたのです。
この春、笑顔で卒園式を迎えられたのはあなたのおかげです。
本当にありがとうございました。
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