あんなに誰かを頼もしいと思ったことはありません

助産師さんへありがとう

　私は助産師さんにありがとうと伝えたいです。今年の２月、まだまだ寒い頃に息子が誕生しました。深夜に入院して生まれたのは翌日の夜中でした。長い時間かわるがわる助産師さんが対応してくれ長い陣痛にも耐えることが出来ました。やはり息子をとりあげる時に関わってくれた助産師さんとのやりとりが一番心に残っています。

　時間がかかっていてすすまない陣痛を強くするために陣痛促進剤を使うことになった途端、想像以上に痛みが増して耐えきれないと思いました。そんな時でも「あと本当に少しだけだから。あと数時間頑張ったらこの何か月も頑張ってきたことが報われるよ、大丈夫。大丈夫。」と励ましてくれました。

　ずっと付き添っていてくれた夫も疲れの色が見えだした時にも「もう少しでお父さんだよ。ここが踏ん張り時だからしっかりと腰をさすってあげて。」と私がしてほしいことを夫を励ましながら促してくれました。そして無事に誕生した息子を胸に抱いた時の感動は忘れられません。

　お母さんになるのを一番近くで手伝ってくださってありがとうございました。退院の時の寄せ書きには「大切なお産に関わらせてくれてありがとうございました。」とその助産師さんからのメッセージが添えられていて…感動しました。黒いボールペンで書かれた文字がその人が書いた部分だけ、ほんのり光って見えました。私の恩人です。

お気に入りに入れる