転校生の私を受け入れてくれてありがとう！

中学時代のみんなへ

中学三年生の二学期という
多感な上に受験間近の大事な時期に
みんなと同じ中学に転校した私。

親を恨んでちょっと暗い雰囲気を出していたのに
こんな私と友達になってくれたみんな
本当にあの時はありがとう！

親の事情だったから「どうしてこの時期に転校？」って聞かれても
はっきり答えられなくて
前の学校と全く違う雰囲気だったから本当に不安だった。
そんな私にみんなが積極的に話し掛けてくれて
本当に私は救われたんだよ。

それまでどちらかといえば都会よりの学校で
転校先の田舎の学校を心のどこかで馬鹿にしていたかもしれない。
でもね、田舎のあの学校でみんなに出会えたことが
私の人生において本当に大切な時間となり、宝物となりました。

田んぼ道を自転車こいで
みんなと話したり、当時流行っていた歌を歌いながら帰ったね。

運動会では全面的に私を前に押し出してくれて
ちょっと恥ずかしかったけど
元、陸上部だったから
私が目立てる場面を作り盛り立ててくれて
あの時は本当に楽しかったな。

受験シーズンではみんなの家で受験勉強して
クリスマスには息抜きにクリスマス会をして
プレゼント交換とか今でもすごくよく覚えているよ。

一緒の高校に進学した友達もいたけど
殆どの子とはバラバラの高校になっちゃったね。
でもお互いの文化祭に行ったりとかして
好きな子どの子？とか
いま思うと、人生で一番楽しかった時期だったかもしれない。

大学時代から、本当に別々の道を歩き出し
いまでは同窓会もしなくなり
私も地元を離れたところで結婚したけど
色んな新しい出会いがあるたびに
あの頃のことを思い出し
新しい出会いを大切にしようと、自分から声をかけるようにしているよ。

みんな、あの時は本当にありがとうね！

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