あのとき話しかけてくれてありがとう

大学時代の親友へ

‪感謝を伝えたい相手は、大学時代に出会った親友です。‬

‪子どもの頃から転校が多く、なかなか友達が出来なかった私。高校生の頃には、周囲に心を開くこともなんとなくやめていました。よく話す子はいてもうわべだけ。寂しくもあったし、何より自分が本音の分からない「イヤな子」という気がして辛かった。‬‪

そんな私が変わるきっかけになったのは、大学の入学式。規模の小さいアットホームな雰囲気の学校で、地元からの進学者が多いところでした。同級生たちは元々学校や塾で顔見知りだった子が多いらしく、少し遠くから進学した私は浮いていました。‬

‪寂しいけどこんなものかなと思っていた時、お昼のお弁当を「一緒に食べよう」と話しかけてくれた子がいました。彼女は他県からの進学者で、私同様知り合いがおらず、寂しかったそうです。話してみると、趣味も合って意気投合し、私たちは親友になりました。その後は少しずつ他に友達も増え、楽しい大学生活を送ることが出来ました。

あの時彼女が声をかけてくれなかったら、私は今も周囲に心を閉ざしたままだったかもしれません。自分が思う「嫌な子」のままだったかも。

就職してからは離れ離れでなかなか会えないけれど、ずっと感謝しています。あの時はありがとう！

お気に入りに入れる