お母さんみたいな存在です

投稿者 

先生へ

青春時代を共に過ごしてくださって、ありがとうございました。中学に入り、ピアノの先生があなたに変わった時は、すごく緊張していました。サバサバしていてあっけらんとしていて、今までの先生とは全然違ったからです。でも出会ったときから、「忙しくなっても楽しくピアノを続けられたら良いね」って優しく言ってくれましたね。今までピアノ一色で過ごしてきた私には新鮮だったよ。

実際あんまり練習していけなくても、受け入れてくれていたよね。同世代のお子さんがいたから、私たちのライフスタイルもよく分かってくれていたんだと最近わかりました。まるで第二のお母さんのように、学校や家の愚痴も聞いてくれましたね。なかなか大人に言えるような話じゃなかったけど、不思議と先生にはなんでも話せていました。自分の意見を押し付けることもなく、ただただ話を聞いてくれる先生の存在がすごく大きかったです。

1週間に1度のレッスンだったけど、すごく楽しみだったし、ピアノもますます好きになりました。今までできなかったアンサンブルに参加する機会をくれたり、コンサートに招待してくれたり、大人になってからの音楽との付き合い方も教えてくれてありがとう。

あれから結婚して子どもができて、あの時の経験が宝物になっています。
先生からしたらまだまだ子どもみたいな存在だと思うけど、私も大人になって、また先生と色んな話ができると思うとこれからがすごく楽しみです。

ずっと優しい存在でいてくれてありがとう。これからもよろしくおねがいします。

FavoriteLoadingお気に入りに入れる
ハートを送る を送る (9
Loading...
スポンサーリンク
>>新しい手紙一覧へ
>>新しい手紙一覧へ