- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2019.02.12
入学した時あなたが後ろの席で良かった
ゆりり
同級生Mちゃんへ
幼稚園から中学校まで同じだったMちゃんへ。
あなたはもう私のことなんて覚えていないかも知れません。
だって特別仲良いというわけでもなかったもんね。
この前あなたの家の前を通ったら売家になっていてびっくりしました。
ついこの前まで家族が住んでいたのに…。
幼稚園の頃からMちゃんはこの家に住んでいたよね。
お父さんが会社の社長だからきっともっと良い家をどこから買ったのでしょう。
売家になっているあなたの家を見たら思い出したことがあります。
小学校に入学した時に、あなたは私の後ろの席になったことを覚えていますか?
Mちゃんのお母さんは当時はまだ珍しい茶髪で、ランドセルの色も派手なピンク色だったよね。
幼稚園でも特別仲良しなわけじゃなかったけど、私にとって小学校入学は不安がたくさんでした。
障害を抱えながら普通の小学校に入り、知らない学校の子たちとも一緒になる。
だから私の後ろの席が幼稚園の頃から同じクラスのMちゃんで本当に良かったです。
もし知らない人が後ろの席だったら、私はあの雰囲気に耐えられなかったかも知れません。
お喋りしていて先生に注意されちゃったこともあったけど、入学して私と話してくれてありがとうね。
もう全然会うこともないけど、フェイスブックであなたは早くに結婚したことを知りました。
絶対Mちゃんなら結婚早いと思ったよ(笑)。
小学3年生の頃くらいに一度だけお家に遊びに行かせてもらったことがあったよね。
自分の部屋があって羨ましかったな。
そして星のカービィーのゲームをやらせてくれてありがとう。
もう会うこともないだろうけどこれからも幸せでいてください。
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