温かくて美味しいおにぎりをありがとう

親友のMさんへ

私は少し前に家族の都合で、10年以上の年月を費やして住み慣れて大好きな場所を離れて、遠く離れたところへ引っ越しました。その場所は本当に住みやすいところで、友達にも恵まれましたし、仕事にも恵まれていましたので、そこを去るのが本当に悲しかったです。そして長年、住んでいた家を引き払って、空港近くのホテルに宿泊する予定の日の朝、私はその家の最後の清掃を朝から忙しくしていました。

そんな中、その土地で出会ったとても大切な友達Ｍさんが私たちが住んでいた家に訪ねて来てくれました。彼女とは頻繁に会って、趣味を一緒に楽しんだり、買い物やドライブに一緒に行ったり、悩みを打ち明けあったり、すごく楽しい時間をいっぱい一緒に過ごしました。私たちがその土地を離れて遠くに行くと伝えると、すごく悲しんでくれましたし、手作りの小物などを作ってくれました。

その彼女が私たちが住んでいた家を引き払う日の朝に、最後のお別れに来てくれて、そして手作りの温かいおにぎりを作って来てくれました。その日の朝は清掃や片付けでとても忙しかった私たちは朝食を摂る暇もなかったので、その彼女が作って来てくれた温かいおにぎりは本当に有難かったです。しかもそのおにぎりはその土地の独特のおにぎりだったので、ますます嬉しかったです。

私が少し前まで長年、住んでいた場所で出来た、大切な友達のＭさん、あなたが私たちが住んでいた家を引き払う朝に作ってきてくれた温かいおにぎりは、本当に美味しかったです。朝から清掃などで忙しくしていた私たちにとって、そのおにぎりは本当に有難いものでした。

あなたにはその他にもいっぱいお世話になりましたね。あなたと一緒に過ごした日々は本当に楽しかったです。あの場所であなたに会えたこと、本当に感謝しています。ありがとう。

あなたが最後の日に作ってきてくれたあの温かいおにぎりのことは、今でもよく思い出して食べたくなります。心がこもった美味しいおにぎりを作ってきてくれて、本当にありがとう。私たちが引っ越した後は、メールとかでしか繋がれなくなってしまったけど、またいつの日かあなたに会いに行きたいと思っています。これからもよろしくね。

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