ごみ収集車の方にありがとう

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ごみ収集車の作業員の方

いつも家庭のゴミをなんとなく収集場所に捨てていました。普通のこととして、また当たり前のこととして。仕事から帰ったら、朝出しておいたゴミは跡形もなくきれいになくなっているのが日常の風景でした。
いつも平日の昼間に近所の道をゆったりと歩く機会もなく、ごみ収集車を見かけることもほとんどない日々を送っていたのです。

先日のこと、半休をとって役所への用事を済ませようと道を歩いていると、そこにごみ収集車がやってきました。グオーンという大きな音で、においも大変なものでした。
そのごみ収集車から、ふたりの男性作業員の方がものすごいスピードで降りてきて、収集場所からゴミ袋を次々に手にいっぱいに集めて車の投入口へ投げ入れています。そして、すぐに一人は車に乗って、もう一人は走って次の収集場所まで進んでいきました。

ふたりとも必死の形相で、暑くない日だったのですが汗をダラダラ流しているのです。私は驚いたと同時に心から感謝しました。そして尊敬のまなざしで彼らを見つめていたのです。道をよけて立っている私に、「どうもすみません。」と会釈までしてくれた作業員の方に、“私の方こそいつもこんな大変な作業をしてくれてありがとうございます”と頭が下がりました。

自分の日常は、いろいろな人の苦労があって成り立っているんだと謙虚になりました。

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