- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2019.01.10
きっかけをくれたあなた
とむ
いじめてくれたあなたへ
私は、その日を迎えるまで好き勝手やってきました。友達に思ったことを言い、泣かせき、傷つけ、それにも気づきませんでした。自分の思い通りにならないと怒るという、今思うと、本当クズみたいな性格でした。
そんな中ある出来事が起こりました。授業中数人が、紙切れを回していたのです。それに気づいた、先生はその紙切れを没収しました。私は、その紙切れが気になり、思わず、授業が終わったあと見てしまったのでした。そこに、書かれていたのは私に対する悪口でした。今でも覚えています。
あぁ、みんなはこんな風に私のことを思っていたんだ。そう思いました。涙が止まりませんでした。そこから、私は、人の目を気にするようになりました。いま自分と話している人はなにを思っているのだろう。愛想笑いにもすぐに気づくようになりみんなのご機嫌とりをするようになっていました。
こんな自分を何回嫌いになったでしょう。しかし、悪いことばかりでもありません。まず、相手の気持ちを考えるようになったことで、相手を考えて話せる能力が格段に向上しました。気持ち思いになり、優しくするとき、今なにをすればいいか、瞬時にわかるようになりました。
あの紙切れのことがなかったら、私はいまどんな性格でどんな生活を送っているのっでしょうか。想像するだけで怖いです。そのため、紙切れを回してくれた人には、嫌な気持ちは一切なく、逆に感謝しています。こんなことに気づかせてくれてありがとう。と。
紙切れを回してくれたひとがいたからこそ今の友達がある、今の生活があると思います。ありがとう。
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