光に包まれる家

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個人宅なのに家にイルミネーションの電飾を沢山つけて街を盛り上げてくれている家の方

クリスマス。

街は光にあふれる。

私は彼女を連れてイルミネーションを観に街へ。

がしかし、

車で周っていたのですが、

街にイルミネーションが全く無い!

ささやかにクリスマスツリーが光っている程度・・・。

私が住んでいるのは田舎。

昔はもっと光っていたんだけどなぁ・・・。

このあたりで一番明るいのはイオンのイルミネーションくらい。

クリスマスにイオンのイルミネーション見に行くのも気が進まないし、

イオンは年中光っているし、どうしよう。

と途方にくれてあてもなくドライブをしていると、

盛大にイルミネーションをしている家が!

しかも、個人宅で。

「あの家見に行こう!」

と近くのスーパーに車を停めて、

光に包まれる家に向かった。

到着すると、私達と同じように大勢の人達が来ていました。

駅前にあったツリーよりも大きなツリーに工夫を凝らした電飾の数々。

サンタの格好をした人が子どもたちにお菓子を配っていました。

すごい・・・。

彼女も喜んでくれて一安心。(私はなにもしていないけど)

すごく感動したし、面白かった。

でも、「クリスマスが好きなお宅なんだね。」で済ませてはいけないと感じた。

自分もいつかこんな光あふれるクリスマスをしてみたい。

今まで受け身でクリスマスをしてきたけど、これからは自分でもなにかしたい。

田舎の住宅の中のたった1軒が光に包まれているだけで、

これだけの人が来て、心が動かされるほど楽しんでいる。

たった1軒。

これが2軒3軒と増えて行けば、

それだけで街が盛り上がるし、楽しい。

自分もいつかこういうことができる人間になろうと

光に包まれる家を見て誓いました。

そして、次の日にさっそくその家の人のところに挨拶にいかせてもらいました。

どうやら、家の主は電気関係の仕事をされている方なようで、

どうすれば同じようにできるのかとお話を聞かせていただきました。

直接、感動したとお礼を言わせてもらったのですが、

まだ、言えてないありがとうがあるのでここで言わせてもらいます。

今まで私は自分のことばかり考えていたところがありました。

でも、気が付かせてくれました。

自分も楽しみながら、

友達や家族だけでなく、

街の人達までワクワクさせてしまうやり方があるということを。

私の中になかった価値観をひとつ教えてくださって本当にありがとうございました。

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