わがままでも

おばあちゃんへ

家族の中では、わがままで、気まま、家族を振り回してる、そんなふうなおばあちゃんだけど、家族の中でも、孫の中でも、わたしとは気が合うよね。

ありがちな嫁姑の関係で、お母さんとはなかなかだと思うけど、わたしはどちらも大切な存在だし、でも、家族の中ではおじいちゃんが亡くなって特に、おばあちゃんの分が悪いから、どうしても味方したくなるよ。

お母さんは、あんたは同居してないからいい顔できるっていうけれど。確かに同居してたときは、たまに喧嘩もして。それも、おばあちゃんのヒスみたいな。あったよね。でも、全く気にしてないし、そんなこともあったな、くらいで。

そういう風に流せるのも、お母さんは血のつながり、というけれど、わたしは性分だと思います。お母さんはきっと、根に持つタイプなんだよ。　喧嘩したときのおばあちゃんのヒスとか、いつものわがままとか、おとなになった今は一人の人間として、なんとなくその根っこが見えるんだ。

あと、おばあちゃんの現金というか現実的なとこもとても好きだなと思う。わたしが独立して家を出たとき、いいテレビを買いなさい、ってお金くれて、そのほかにも金銭的にいろいろ、、、気持ち、もそうだけど、それと併せて、現実的なことはやっぱりとっても嬉しいし、助かる。本当に感謝しています。ありがとう。

おじいちゃんが亡くなったときは、家に帰ってきた遺体とふたり、いっしょの部屋で寝たよね。でも朝起きたとき、私を蹴とばしたおばあちゃんｗｗ　いじわるばあさんｗｗｗ　長生きしてね。暇になるとゲリラ的にかけてくる電話もｗｗ

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