仲良くしてくれてありがとう

私が生まれて間もない頃に飼い始めた、雑種の中型犬を飼い始めました。
物心がついたころにはもう仲良しになっていました。

家の人には絶対にほえないし、かみついたりもしないけど、知らない人にはちゃんとほえたりかみついたりするちゃんとした番犬でした。

小さい頃は散歩に行ったり、外の繋がれてるところに遊びにいったりしていました。

小学校高学年から中学生になってからは、習い事や部活、勉強が忙しくて、あまり遊んであげることが出来なくなっていました。

そして、中学2年の冬、ついにお別れの時が来てしまいました。

その日は氷点下20度になるほどの冷え込みでした。

かわいそうだから、家の中に入れてあげようと思った時にはもう息を引き取っていました。

まだ少し暖かく、もう少し早ければ、温かい家の中で逝けたのにと、とても後悔しました。

悲しくて悲しくて、次の日は学校を休んでしまいました。

生きている間にもっともっと遊んであげればよかった、もっと散歩してあげればよかったと、毎日毎日ごめんね、ごめんねと思っていました。

その後にも何匹がペットと過ごす機会があったので、その時のことを思い出し、後悔しないように毎日毎日全力で遊ぶことを誓いました。

こういう気持ちを教えてくれたワンちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとう。

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