あなたは、命をもって家族に絆をくれた。

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麦ちゃん。
我が家の一員になってくれてありがとう。

麦ちゃんが我が家にくるまでは、このままでは家庭崩壊かも・・・と毎日心配するような日々で、家族の会話も少なく喧嘩の数の方が多い家庭でした。

そんな私たちが君と出会ったのは、里親募集の張り紙がきっかけ。
君はまだ、生まれて1ヶ月経ったか経ってないかの赤ちゃん猫でした。
我が家に連れてきて二日ほど経った朝、もどしてしまい。食事も食べなくなって衰弱していってしまいました。動物病院に連れて行き診察をしてもらうと。環境の変化になれなかったのと、まだ赤ちゃんだったということで、かなり衰弱していて入院させるけど危険な状態だという判断でした。。

私達家族は、先生に「先生お願いですっ。なんとか助けて下さいっ!先生にお任せしますから、やれる全ての事をお願いしますっ」という気持ちで入院治療をお願いしました。

そして、その日から私達家族の絆が深まったのです。
毎日、それぞれが病院へお見舞いに行き麦ちゃんの状態を教えて頂き、面会が許されるときは麦ちゃんに話しかけました。病院の先生方には「さっき、お父さんがいらっしゃいましたよ。」とかそれぞれいつ病院に行くかを連絡しあってませんでしたが、家に帰って自然と入院している麦ちゃんの話をしました。
時には、体重が減ってもう厳しいかもという日もありましたが、私達は一緒に麦ちゃんが持ち返してくれるよう同じ思いでいられました。

2週間位そんな状態が続き、病院の先生が「入院した時より悪くはなってないけど、良くもなってない。食欲もこの月齢に対しては全然足りないんですが。これは、賭けのようにもなりますが。自宅に連れ帰ってみますか?」と、提案されました。
私達は、家族会議をしました。今まで真剣に家族会議なんてしたことはほとんどなかったのに。賛否両論あったのですが、何かあればすぐ病院へ駆け込む前提で「麦ちゃんを連れて帰ってきました。」

退院後の麦ちゃんはいつ急変するか、心配で仕方なかったのですが
入院中より食事もするようになり、体重もすこしずつ増えていって、体力をもちかえしたのです!
病院の先生は、「入院して点滴や注射、薬などの治療中でも、家族みんなが時間を作って麦ちゃんに会いに来てたから、麦ちゃんもみんなを家族・安心できる環境と認識したのかもしれないですね。だから、改めてお家に戻って、安心して食事もして体力ももどってきたのかもしれないです」と。

確かにそうかもしれませんが、私達家族にとっては麦ちゃんが生きて我が家に戻ってきてくれた事に「本当にありがとう」あらためて「私たちの家族になってくれてありがとう」そして「出会った時から今も。私達家族に幸せをくれてありがとう」と、メッセージを送りたいです。

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