「母」を教えてくれてありがとうございます。

お義母さんへ

お義母さん、いつも子供たちの面倒を見てくれてありがとうございます。
何もできない嫁でごめんなさい。
こんな年で言うのは恥ずかしいですが、お義母さんからたくさんのことを毎日教わっています。

私は物心ついた時から両親が共働きで洋服の販売員をしていた母は帰りが遅く一日のうち私との時間は私が布団に入ってから寝付くまでの時間だけでした。
祖父母に育てられ、それを公言している母に寂しい思いを抱いていました。
30代になった今も少し母をとの距離を感じます。

20代後半で結婚出産をして、義両親と同居することになりました。
きっと突然のことで驚いたと思います。それでも、いやな顔をせず、いや、いやでも顔に出すことをせず何もわからない、気づけない私のフォローをしてくれていました。
躾もろくにわかっていないんだな、と今になると当時の自分がよくわかります。

お義母さんみたいになりたい！と、最近ではつよく思うようになりました。
惣菜物は滅多に使わない。料理はおいしい。子供たちへの接し方も、うまくごまかしたり、おだてたり、褒めたり、抱きしめてあげたり、見ているこっちまで愛情が伝わってくる。
私はそれができない。どうやっていいかわからない。やってもらった思い出がないからなのかな。お義母さんを見てマネしたいと思います。

世の中の「お母さん」ってこうゆう感じなんだなっとお義母さんをみて思いました。私に「母」を教えてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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