おばあちゃん、昔も今もありがとう

おばあちゃんへ

私がありがとう、と感謝を伝えたいのは、亡くなった祖母です。
小さい頃は、両親が共働きで、祖母に見て貰っていたので、俗にいうおばあちゃん子でした。

幼稚園から帰るといつも祖母の家に行っていました。小学校に入ってからは、祖母とも一緒に住むようになり賑やかで楽しかったです。
祖母が作ったサトイモの煮物、本当に美味しかったです。もう３０－４０年も前のことですが良く覚えています。

私は祖母が元気な時に海外に出ました。帰国の度にもいつも優しくしてくれてありがとう。祖母に会うのはいつも楽しみでした。
祖母は晩年、寝たきりになり、施設に入ってから、段々と認知症が酷くなっていきました。

私は１年～２年に一度しか帰国しなかったので、自分のことを忘れてしまったのではないか、と思って居ました。近くに居て、私よりも頻繁に会う血縁者でさえも忘れてしまっている、と聞いていたのです。
でも、１年ぶりに会う私のことを、祖母は覚えていてくれました。

亡くなった知らせは、国外で受けました。葬儀には帰りたい、と思ったのですが、仕事が忙しい時期で帰れませんでした。
最後のお別れが出来ずにとても淋しかったです、が夢には出て来てくれました。

今も祖母のことを良く思い出します。いつもそばに居て助けてくれています。
今までも、これからも祖母にはいつも感謝しています。

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