- 06 夫・主人へのありがとう
- 2018.09.19
ありがとう
元職場の先輩だった夫へ
私が職場で同期達に陰湿ないじめを受けている時に、さっそうと現れて私を救い出してくれてありがとう。
年下の同期たちがありもしないミスを作り出しては、すべて私のやったこととして上司に報告していたことを相談したときに
「大丈夫です。次、対応します」
と、安心させてくれました。
しばらくして同じ部署の子の同期が、次のミスを作り出し、ニヤニヤしながら上司に報告していた時にそっと後ろで待機していたようです。
その子が上司のところから立ち去ると、仕事の相談のふりをして
「その日付、おかしいですよ。彼女は忌引きで県外へ帰省していたんじゃないですか。お客様からの電話クレームを、この日付この時間この場所で対応できるはずがないです。電話を取ったとしたら、ほかの人間しかできないはずですよ」
と、ついでのように一言。
いつも確認をしない上司が慌てて私の出勤簿を照会して、真っ青になっていたそうです。
「彼女、ミスが多いんですか?」
と、彼がわざと聞くと、もともとモラルが低い上司だったので得意そうに私のミスを何個も披露したそうです。「証拠もある」と私の同期たちが作った報告書を得意げに見せてきたそうでした。
「……〇〇さん、その日は彼女はこの職場ではなく応援で全く違う部署のアナウンス担当をしてましたよ。この日も、僕と他部署の他のビルで応援業務でした。この日は、役員会議で社長室横に彼女は待機してた日じゃないですか? その書類、本物ですか?」
と。
それからは私への嫌がらせが減りました。
本当にありがたかったです。
その後、1年間同期たちから嫌がらせを受けていたためでしょうか体調を崩してしまい休職に入りましたが先輩だけが毎日お見舞いに来てくださいました。
とても嬉しかったです。
そのまま休職から退職し、いつの間にかあなたと入籍して今はとても心穏やかに暮らしています。
ありがとう。
先輩、ありがとう。
本当に、とってもあなたのおかげで幸せです。
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