- 04 お祖父ちゃんへのありがとう
- 2018.09.07
おじいちゃんへ
はるか
おじいちゃんへ
おじいちゃんが天国に行ってしまってから15年くらいになりました。
入院したり退院したり。
「あと数ヵ月」と何回も言われていたおじいちゃん。
私はおじいちゃんのことが大好きでした。おじいちゃんが入院したのは辛かったけど、学校帰りにおじいちゃんに会いに行けるのは嬉しかったです。
小さな頃は川へ連れて行ってくれて、家に遊びに行ったときは買ってもらったお菓子をおじいちゃんに「あーん」していたのを覚えています。
いとこのお姉ちゃんのことも大好きなのに、おじいちゃんを取られたくなくてお姉ちゃんの手をつねっていた話。離れたくなくて家に着くと泣いていたという話を親戚で集まるたびに言われます。
学校帰りに寄ったときはベッドを起こして私の相手をしてくれて嬉しかったです。高校を卒業したとき、成人したとき。おじいちゃんに見てもらいたかったなと思ってしまいます。
みんなに好かれていたのに、早くに天国に行ってしまって寂しいです。もっとおじいちゃんと一緒にいたかった。もっといろいろな姿を見てほしかった。
こんなことばかり言っていたらおじいちゃんは心配するかな?でも今でもおじいちゃんに会いたいと思うくらい大好きだった。今も大好き。
生まれ変わりとかが本当にあるなら、次もおじいちゃんの孫に生まれたいです。おじいちゃん、いっぱい遊んでくれてありがとう。もう長くないと言われながらも何回もがんばってくれてありがとう。
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