未熟な僕を育ててくれて

けんたろうさん

このありがとうを伝えたい相手は前職で大変お世話になった上司「けんたろうさん」さんに伝えたいと思いこちらに書きたいと思います。

それは僕がまだ２０代のころの話です。当時の僕は大学を卒業したばかりで、新生社会人としてまだ右も左もわからず、さらに言えば礼儀も知らなければ、仕事に対する情熱も知りませんでした。

そして、一番の問題は自信過剰というとこです。今までろくに苦労もしないで生きてきた僕は社会人をなめていました。しかし、そんな僕に対してしっかり叱ってくれたのはこの上司だけでした。

当時の僕は死んでしまいたいくらいまで追い詰められたりして、自分自身の殻をこの方のおかげで割ることができました。

当時の僕からしたら本当に嫌で嫌いな方でした。しかし、この上司が言っていたことは「怒られるうちが花だぞ」と常日ごろ言われていました。その言葉の意味を当時の僕は全く理解できませんでした。

ただただストレスの発散で僕に当たっているだけだと思っていたのですが、この仕事を辞めて新しい仕事に就いてみると、前職の上司が言っていたことが正しい事ばかりだったと知り、びっくりしました。

僕が不甲斐ないばかりに沢山の時間を割いてしまったのにも関わらず、僕は何も恩返しができていません。だからこそありがとうを伝えたいと思います。

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