家族の為に料理を作ってくれてありがとう

母へ

私の母は料理が得意です。毎日作ってくれる料理もとてもおいしいのですが、私が一番思い出に残っているのは学生時代に作ってくれたお弁当です。
普通の家庭では、子供の毎日のお弁当は冷凍食品などで済ませてしまうことが多いですが私の母は、その時その時に合わせ食材を変えたり手の込んだ料理などをお弁当に詰めてくれました。
中でも凄いなと思ったのは、パンを作ってお弁当に入れてくれたことです。私はパンがとても好きです。生地から発酵させて作ってくれたみたいでおいしかった覚えがあります。パンを一から作ったことがある方にはわかると思いますが、一つのパンを作るのにはとても時間と労力がかかります。家事やパートの仕事もしていたのでそんな中でしっかりとしたパンを作ってお弁当にいれてくれたのはとても感謝の気持ちでいっぱいです。
同級生たちはお弁当に本格的なパンが入っているのが珍しかったようで、私のお弁当を見ると「一口頂戴！」とよく言ってきました。そのたびに私の母が褒められたような気分になりとても嬉しかったです。
今も母とは一緒に暮らしていて、料理好きな性格は変わりません。いつも色んな料理を作ってくれるので私は幸せ者です。
そんな母に伝えたいのはやはりありがとうの気持ちです。
いつも私たち家族の為に丹精込めた料理を作ってくれてありがとう！

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