姫と呼ばれた日

入院中お世話になった先生、看護師さんへ

妊娠中に白血病と宣告され
私はどん底に落ちました。
子供は小さいながらも無事に産まれてくれました。
無菌室の治療は孤独で気が狂いました。
赤ちゃんにも会えない、辛い治療。
先がみえなくて毎日不安で泣いていました。
そんな時助けてくれたのは、主治医の先生と血液内科の看護師さんです。
わがままですぐ泣く私をいつしか
姫と呼んでいたぐらい、懲りずに話を聞いてくれ
先生も忙しい中、真剣に私の泣き言を聞いてくれました。
移植の日も、家族が来ない変わりに
大好きな看護師さんが来てくれ、一緒に奇跡の瞬間を祈って見届けて
くれました。一生忘れられない光景と感謝です。
仕事だから、、、ではなく気持ちが優しい人たちでした。
誕生日には手紙をくれたり
息子に会えないから写真で飾り付けをしてくれたり
泣いてる私をみて手を何時間も握ってくれる人もいました。
入退院を繰り返し、過酷な治療も
あの先生と看護師さんのおかげで無事退院できたと思います。
母親が亡くなったばかりで
私の白血病発覚は耐えきれないもので
不安障害も併発しました。
きっと、本当にわがまま姫で迷惑な患者だったと思います。
でも、私は感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

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