父へ

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父へ

父が悪性リンパ腫で抗がん剤治療をしています。今年の4月から自立や歩行が困難になりつつありました。当初は塩分の取りすぎであしが腫れ上がったことによることが原因とされ、塩分を出すような薬を処方され経過観察をしていました。その後、吐血して救急搬送される事態となりました。吐血原因は胃潰瘍でしたが、その後の検査で悪性リンパ腫が確認され、入院して抗がん剤治療が始まりました。老いた母と二人暮らしでしたので、病院の対応や治療の説明などは息子である自分が対応しました。新型コロナウィルスの流行の中で、病院は基本的に面会できない状態の中、会えない、状況がわからないという状況は、不安に変わり、不安は恐怖に変わりました。
抗がん剤治療は3週間サイクルで一時的に退院し療養して再び入院するというサイクルです。その入退院が唯一父に会えるタイミングとなりました。
これまでの人生で、ここまで父と向き合っていることはなかったと思います。父ですので、当然育ててくれた恩義、感謝の気持ちは持ち合わせていましたが、あらためてこういった状況になると、幼い頃の思い出が甦えってきます。言葉では言い表せない感情がわいて来ました。幼い頃、大きくて強そうに見えた父の身体も背中も、弱々しく小さくなりました。
心から感謝してますし、これからも感謝し続けると思います。
いま、一番に心からありがとうと伝えたい人です。

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