- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2020.03.01
後輩にありがとう
双子の後輩へ
今日は久しぶりに、小学校へ顔を出しにいってきました。私たちの代ではじめたマーチングバンドがもう終わるとのことで、貸していた楽器をうけとりに行きました。中学にはいって、しばらくしてから買った自分の楽器です。
思い出やいろんな思いがつもっていた楽器なので、どうしても手放せなかったし、使わないでしまわれているのもかわいそうだなと、引退して貸し出していました。もう15年くらい前のことです。当時はあまり好きではなかったのに、買ってしまって、すこし嫌だなと言う気持ちも幼いながらありました。それでも、合奏することが楽しくて続けていたバンドですが、高校になり、みんなバラバラになってしまうことで、私たちは解散してしまいました。ですが、後輩がそれを引き継ぎ、ずっと続けていてくれたのです。
ありがとうを伝えたい後輩は双子で、二人とも子供がうまれてからも、バンドを続けて、関わりつづけて20年ほどがたっています。もうありがとうしかない。
地域の中の小さなバンドです。初めは20名くらいはいたと思います。小学校でやっていたマーチングバンドの卒業生が何名かそのままあがってくるようになっていた時期もあります。真剣に楽器で仕事にしたいという子もいました。
地域活動を続けていくのは、社会人になれば難しくなってしまいます。そして、高校へあがったり、違う環境にいくことで、去っていくメンバーもたくさんいます。それでも、地域のバンドはつづいていきました。
私は思い出の中のバンドしかもうありません。ずっと続けていくことが難しいこともしっています。しかも、子供生まれてからも続けていてくれたことに、感謝の気持ちばかりです。生まれた子を背中に背負いながらの演奏会には、びっくりしたものです。ふたりとも、お疲れ様でした。
長い間ありがとうございました。
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